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古い中国思想が好きだ。
友人に教えてもらった荘子の中に出てくる「鯤」という巨大な魚の話がある。
その大きさは何千里あるか見当がつかないという。
ある時突然形が変わって鳳という鳥になる。その大きさも何千里あるかわからない。
その翼は大空いっぱいに広がった雲のようだという。


日々抱える常識を超えて悠々と時空を泳いでいるかのような存在。
実際にそういう存在がある、ということより、
そういう存在を想像することに本質的な意義があるように思う。
超越した視点は日々の暮らしに生じる不快なことを
どうでも良い些細なことと思えるようにしてくれる。



ピーマンの鰯ツミレ詰
ナス焼き 生姜甘酢漬けのせ
昨日の残り イワシのトマトソースにバルサミコ、リコッタ、バジルをのせて
崇拝する、小布施ワイン 飲マンデシ(Nom Indecis)